2012年05月22日

急性アルコール中毒

花見シーズンなどは、一気飲みで病院へ運ばれる人が多くなりますね。
急性アルコール中毒は、時には死ぬ事もある恐ろしい病気です。

ところで人間はいったいどれくらいお酒を飲めば
死に至るのか、皆さんしっていますか。
必ず死に至るといわれているのは、アルコールの血中濃度が
0.8~1.0%になったときだそうです。

これがどのくらいのお酒の量になるかといえば、
例えば、体重60キロの人なら、日本酒で1升8合、ビールなら大瓶16本、
ウイスキーなら1.7本という計算になります。

かなりの大酒飲みでなければ、こなせない量ですけど、
実は急性アルコール中毒を引き起こすもう1つの条件があります。
それは、これらの量のお酒を15分から40分くらいの間に飲んだ場合です。

だから一気飲みなど、短時間での多量のアルコール摂取が
最も命を危うくする行為という事になります。

但し、もともとアルコールに弱い人や体質的にアルコールを
受け付けない人、つまり、アセトアルデヒドの分解が
うまくできない人はもっと少ない量で中毒症状を起こすので注意が必要です。

自分がアルコール中毒になりやすいかどうかは、
アルコールを皮膚に塗りつけて、赤くなったりかぶれたりするかどうかで
判断する方法もあります。
  


Posted by orion  at 11:04Comments(0)健康