生活小ねた集

突き指をした時には、
指を引っ張るものだと信じている人がいますね。

これは本当に正しいんでしょうか。

結論を言う前に、突き指の症状について
簡単に説明します。

関節が正常な位置からズレる程度の突き指なら軽症です。

中症は、関節が外れてしまうもので、
靭帯や腱も痛めている可能性が高いです。

重症は、脱臼と共に骨折しているもので、
靭帯、腱ともにかなり痛めています。

普通の人がよくやる軽症の場合は、
医師は指を引っ張ってズレた関節を元に戻すという
治療を行います。

一般にも広がった突き指を引っ張るという治療法は
ここから広まっていったものですね。

しかし、医師はただ引っ張っているのではなく、
指関節の位置をあわせているのであって、
素人がむやみに引っ張ると、
かえって悪化させる危険性が高い。

まして、中症、重症の突き指では
絶対に指を引っ張ってはいけません。

突き指した時には、まず水で冷やして
痛みが引かないようなら、医者に診せるのが良いでしょう。
  

風邪をひかないようにする為には、まず風邪ウイルスに
感染しないことが必要です。

その為には風邪が流行している時に、
あまり外出しないことが一番です。

おおむね、人出の数に比例して風邪ウイルスの数も
増えていくので、特に人ごみは避けた方が良いでしょう。

とはいっても、学校もあれば、仕事もあるので、
全く外出しないわけにもいきません。

そこで、次善の策としてウイルスの危険地帯を
避けるようにしましょう。

では、風邪ウイルスの危険地帯とは、どこなのか。

特に危険なのは、カラオケボックス、とくにマイク。
そして、満員電車の中、とくにつり革や手すり、です。

要するに、不特定多数の人が口や手を近づけるものには
風邪ウイルスがたくさん繁殖している可能性が高いです。

風邪の流行っている時期に、こういう危険地帯を
避けるようにすると、感染確率はぐっと低くなるでしょう。
  

暴飲暴食をした翌日だとか、仕事でストレスが溜まってくると
胃腸の調子が悪くなる事が多いですね。

このようなときに、肉汁たっぷりの脂っこいおかずや
香辛料を使った刺激の強いおかずを食べたりすると、
胃腸に負担がかかって、さらに調子が悪くなってしまいます。

ですから、そうしたときには、
雑炊やおかゆなど、なるべく軽めの食事で
胃の負担を最小限にした方が良いですが、
それに加えてお勧めの食材が大根です。

大根は日本でも中国でも、昔から民間療法で
使われていた食材ですが、現代医学の目で見ても
消化不良や下痢の回復などに効果があるといわれています。

胃腸の調子が悪い時には、大根おろしを使った料理を
食べるなどして、弱った胃腸を回復させていきたいですね。
  

ビタミンB群は疲労回復に役立つビタミンですので、
たくさん摂っておきたいですが、
調理する時にちょっとした注意点があります。

どういうことかというと、
まず、ビタミンB群は水に溶け易い性質があります。

ですので、野菜などの食材を切った後に、
何度も水洗いをしていしまうと、
それによってビタミンB群は流れ落ちてしまいます。

それから、ビタミンB群は光に弱いものもあります。
つまり、日があたる場所に長い間放置していると
栄養素が光によって壊れてしまうことがあるんですね。

さらに、B群は加工の過程出どんどん失われてしまいますので、
調理する時には手早く行わなければいけません。

こうしたことに注意しながら、
なるべくたくさん摂るようにしましょう。
  

ハーブというと今では日本でも一般的になっているんでしょうか。
利用している人も多いと思いますが、
興味の無い人にとっては全くの関心外だったりしますね。

しかし、ストレスがたまっているのなら、
手軽に楽しめますので、一度は試してみたいものです。

ハーブといってもそんなに難しく考える必要はありません。

例えば、ハーブの精油を買ってきて、そのまま匂いを嗅いでみたり、
マッサージの時に肌に塗ってみたり、
料理のスパイスとして利用したり、もちろんハーブティーにも使えます。

最も手軽に楽しめるのは、お風呂でしょうか。
お風呂の湯船に精油を２、３滴たらして、その香りを嗅いでみると、
心からリラックスできると思います。

自分の好みの香りを選んで、気分に合わせて匂いを変えてみるのも
面白いでしょう。

簡単にできますので、ストレスが溜まっている方はやってみましょう。
結構ハマるかもしれませんよ。
  

気分が落ち込んだときには森や林に出かけてみましょう。

緑の多いところには気分を爽快にして落ち込みから救い出してくれる
フィトンチッドという成分が満ちています。

フィトンチッドとは、樹木が害虫などから身を守る為に
作り出す殺菌作用の高い物質で、
人間にとっては無害で私たちの気持ちを爽快にする効果があるとされています。

また、フィトンチッドには、周辺の空気を
マイナスイオン化する作用もあります。

マイナスイオンには細胞を活性化し、新陳代謝を高めたり、
自律神経のバランスを調整するなどの効果があります。

その為、マイナスイオンが多く放出されているところにいると、
人間は自然に気分がいいと感じます。

ですので、気分が落ち込んだときにはフィトンチッドの多い森に行けば、
前向きの気持ちになれるでしょう。

更に、癒しの効果を存分に享受したかったら、
気に入った木を見つけて抱きつくのも良いでしょう。

自然と一体化する感覚が
落ち込んだあなたにエネルギーを補給してくれますよ。  

顔がむくんだりする原因の１つに腎臓のトラブルが考えられますね。

腎臓をいたわって、その機能を維持する為には
毎日の生活のなかでいくつか気をつけないことがありますが、
中でも、重要なのは、夜更かしをしないで毎日早く寝ることです。

寝ると体の疲れが回復するように、
臓器も睡眠によって回復します。

ところが夜更かしをすると、生体リズムがずれてきてしまい、
たとえ睡眠時間を十分にとっていても、うまく機能を回復することが
できなくなってしまいます。

では、腎臓という臓器の為には、何時に寝ればよいのかというと、
腎臓は午後１１時～午前１時の間に回復すると言われていますので、
夜１１時までに寝るようにすれば、腎臓の機能が回復し、
むくみなどもとれ易くなります。

結構早い就寝になりますが、腎臓が気になる人は
生活スタイルを１１時就寝に改善してみてはどうでしょうか。
  

毎日の疲れを癒すにはお風呂が効果的ですが、
心臓が疲れ気味でドキドキするという人には、
足湯を試してみてはいかがでしょうか。

膝から下をお湯につける足湯には、
特に心臓の疲れを癒す効果があります。

42～43℃の熱めのお湯に10～20分間つけておくと、
下半身の血行が高まり、
血液が心臓に戻るのを助けてくれるので、
全身の血液循環が良くなってきます。

その結果、心臓にも栄養や酸素がたくさん行き渡り、
疲れがとれて機能アップにもなります。

これで気になる動機も徐々に治まってくるでしょう。

足湯の時には、足の指を開いたり、
足踏みをしたりして足を動かすと
より効果的になります。

ぬるくなったら熱いお湯を足して温度をキープしましょう。

ただし、心臓病を患っている人は、医師の了解を
得る事が必要でしょう。
  

今年もそろそろ夏本番に近づいてきましたが、
夏になれば誰でも汗をかきますね。

汗というのは皮膚の中にあるエクリン汗腺からの分泌物です。

外気温が高くなり、皮膚温度が上昇すると、
それを抑えようとする為に汗を出させて、
その気化熱によって体温を下げさせようとしているわけです。

汗をかきやすい人というのは、こうした機能が
敏感に反応している状態と言え、これを多汗症といいます。

またエクリン汗腺は外気温だけでなく、
ストレスによっても刺激される事があり、
それによっても汗を多く出してしまいます。

こうしたストレスによる汗は精神性発汗と呼ばれていて、
気温に関係なく出てきてしまうので、
自分で抑えることが難しい症状でもあります。

基本的にはストレスが原因ですので、
ストレスを無くせば汗も少なくなっていきます。

ですので、汗を無くそうとするのではなく、
ストレスを無くそう、ストレスを軽減させる事を第一に考えるべきです。

ちなみにこのような多汗症を改善させる方法もあります。
自宅で簡単にできる汗軽減方法が幾つも提示されていますので、
参考にしてみてください。
  

膝は体の中でも特に負担がかかりやすいので、
痛みを訴える人も多いですね。

痛みを軽減するには、特にお灸がよく効くので
試してみる価値はあると思います。

とはいっても、個人で自己流でやっても効果があるのかと
思うかもしれませんが、結構簡単にできるので
ご紹介します。

やりかたは、薄切りにしたショウガの上にモグサを乗せて
お灸をすえるショウガ灸がオススメです。

ショウガの代わりにニンニクでも良いです。
食品の薬効も期待できます。

お灸をすえるツボの位置は、膝の皿の縁の部分で、
角のあたる場所である「膝上二穴」と呼ばれる場所と、
膝の皿の下にある二つのくぼみの「膝眼」という場所です。

どちらも膝の痛みには効果の高いツボとして知られていますので、
膝痛に悩んでいる人は試してみましょう。
  

ツボ指圧の基本は、ツボに対して垂直に圧力をかけることです。

しかし、自分で自分の背中を押すとなると、
なかなか難しいものがありますね。

そこで、ひとりで背中を指圧する方法として、
ゴルフボールを使うやり方を紹介します。

まず仰向けに寝て、ゴルフボールを背中の下に入れます。

痛む部分にゴルフボールが当たるようにして、
そのままゆっくりと体の力を抜いて、全体重をかけていきます。

これだけでもかなりイタ気持ちいい感じがして、
効いている実感が得られると思います。

さらに、軽く体を前後左右に動かすと、
ローリングの刺激も加わって、
自動按摩機のような気持ちよさを味わえます。

ゴロゴロした感触が強すぎる痛く感じられるようなら、
背中の下に一枚バスタオルなどをはさんでから横になるといいでしょう。

とにかく効果は抜群なので、是非試してみてください。
  

今の社会では貧血に悩んでいる人が増えています。
特に若い女性の貧血は増えていて、５人に１人は貧血だそうです。

こうした貧血は、血が貧しいと書くので、
血の量が少なくなっている状態と思われがちですが、
実際はそうではありません。

血液の量自体は健康な人間と変わりはないですが、
その中に含まれている赤血球やヘモグロビンの量が少なくなっている状態を
貧血と呼んでいます。

赤血球やヘモグロビンの量が少なくなると、
酸素を運ぶ量も少なくなってしまいますので、
体全体が酸素不足になってしまいます。

そうなると、疲れやすくなってきたり、めまいや立ちくらみなどの
症状が出やすくなってきます。
  

目のかすみが気になるという人にオススメな食材が牡蠣です。

牡蠣に多く含まれているアミノ酸の一種であるタウリンには
視力を正常に保つ働きがあります。

タウリンは、「食べる眼鏡」とも言われているそうで、
それほどに効果の高い栄養素なんですね。

また、牡蠣が苦手という人もいるでしょう。
そのような人には、いわし、タコ、イカ、エビなどにも
タウリンは含まれているので、これらの食品でも
代用することもできます。

最近は、タウリン配合をウリにしている市販のドリンクも
多い事から分かるように、タウリンには目だけでなく
全身の疲労回復にも効果があります。

その為、疲れからくる一時的な目のかすみにも
役立つというわけです。

普段から目が疲れやすいという人は、
牡蠣や魚介類を中心とした食事に切り替えてみてはどうでしょうか。
  

低血圧といってもより細かく分けると3種類に分割する事ができます。

まず一番多いのが、本態性低血圧です。
これは若い女性に多く見られる低血圧で、症状としては、
朝起きられない、体が疲れてだるい、動悸やめまいがする、
などがあります。

次に、起立性低血圧というのがあり、
急に体を動かした時におこる低血圧です。

朝礼で倒れる、立ち上がったときにフラッとする、などの症状の事です。

これは、体の動きの変化に自律神経がスムーズに適応できずに
脳への血流量が減少する為に起こると考えられています。

そして最後に、続発性低血圧です。
これは心臓病や肺の病気、怪我での出血など、何らかの病気が原因となって
それに付随して起きる症状です。

原因となる病気が治れば、この低血圧も改善します。
  

胃が疲れている人は、よく噛むことを習慣付けましょう。

よく噛めば食べ物が細かくくだかれて、
胃の負担が少なくなります。

また、消化吸収率もアップするので、
栄養も取り入れ易くなります。

そして、よく噛むと唾液の分泌が増えるため、
食物が唾液によって溶解されて、消化がよくなるという効果もあります。

しかも、体の消化機能は連動しているため、
よく噛めば、胃や腸の働きもよくなり、
効率的に栄養を取り入れられるようになります。

ですので、胃の弱い人、胃が疲れている人は
よく噛むようにしましょう。
  

頭痛というと軽く考えてしまいますが、
頻繁に起こったり、数ヶ月以上長引く場合は病院へ行って
診てもらったほうが良いでしょう。

もしかしたら脳腫瘍のような重度の病気の前ぶれの可能性もありますので、
専門医に検査してもらったほうが安心できるでしょう。

では何科に行けばよいのかというと、
ストレスや疲れを感じているのなら心療内科へ、
そうでないのなら神経内科や脳外科がよいでしょう。

早めに対処したほうが何か問題が起きた時にも
早期治療ができますので、気軽に病院へ行きましょう。
  

仕事や勉強の事でストレスや不安感が溜まり、
そのことばかりを考えてしまい、なかなか眠れないという事があります。

そうした場合には、今時分が抱えている不安要素を
紙などに書き出してみると、気持ちが落ち着く事があります。

仕事のトラブル、人間関係、子育ての不安など、
自分の悩んでいる原因を、箇条書きなどで冷静に書く事で、
気持ちの整理をつけることができます。

こうしたことを一日だけではなく、毎日習慣にしていくと
更に効果が上がり、心の状態が安定してきて、
次第に眠れるようになってくるでしょう。
  

仕事が忙しくて残業が多いからなのか、
ストレスが溜まっているからなのか、
それとも、体のどこかに異常があるからなのか、
原因がよく分からないけれど、何となく体がだるい、
疲れが全然とれないという人も多いです。

そのまま放っておいて自然に回復する事を期待するよりも、
できれば病院へいって診てもらった方がよいでしょう。

無理をして頑張っていると、事態が悪化してしまう事もありえます。

そうした症状の場合は、一般的には内科で診てもらう事になります。
しかし、体の異常が見つからなかった場合は、
心療内科に行ってみた方が良いでしょう。

心療内科では、精神的なことが原因で発症する病気を診てもらう場所です。
内科で見つけられない心の病気や、それに付随する体の症状を
多角的に治療する場所です。

もし、ストレスが原因になっているかも、と思い当たる節があるなら
一度心療内科で診てもらいましょう。
  

使いすぎて小さくなってしまった石鹸は、
ツルツル滑ってしまうし、泡立ちも悪くなりますし、
使いづらくて捨ててしまいがちですよね。

でも、それではやっぱり勿体無いです。

そうした場合は、その小さな石鹸をどこかに保存しておきましょう。
そして、新しく石鹸を買って、それが小さくなるたびに
保存しておきます。

そして、小さな石鹸が１０個ほどたまってきたら、
それらを小皿に入れて、少量の水を加えて、電子レンジに入れて、
２分ほど温めます。

柔らかくなったら、それらを一緒に固めて形を整えます。
あとはそのまま温室に放っておけば、
また元のように大きくなった石鹸として
再利用できるようになりますよ。
  

一般の家庭では、冷蔵庫の置き場所というとどうしても部屋の隅に
置くことになりますね。

そして、冷蔵庫の上に何も置いていないと、
そのスペースがもったいないので、
どうしても何か置いてしまう事になります。

しかし、こうした行為は電気代節約の為には
あまりよろしくありません。

冷蔵庫というのは、冷蔵庫の後ろにある放熱装置だけで
熱を放出しているわけでなく、
実は冷蔵庫全体で放熱する仕組みになっています。

ですので、冷蔵庫の上に物が置いてあったり、
壁に隙間なく置かれていたりすると、
放熱がうまくできないことになります。

そうなると、冷蔵庫の放熱センサーが
余計に作用する事になり、その分余計な電力を消費してしまいます。

ですので、なるべくなら冷蔵庫の周りには
物を置かず、スペースを空けておいた方が良いです。